歌詞の紹介

歌詞の紹介

《松寿千年/松の緑》

《松寿千年/松の緑》 本調子

作詞・作曲年/明治初年頃 仮名垣魯文作詞/初代哥澤芝金作曲

〽松寿千年おのづから 操の節の色こめて 峰の嵐を余所に聞く 調べの糸の想夫恋(そうふれん) 枝葉も繁る 常磐木の 比翼の鶴の巣籠りや 幾千代かけし羽重ねの 契りは殊に 深みどり 君が齢ぞ 久しィけェる

[第1編1丁オ]
常磐木:『志村和兵衛と日本橋常盤木倶楽部』参照。志村和兵衛は3代目芝金(初代芝勢以)の夫。