歌詞の紹介

歌詞の紹介

《粋な浮世》

《粋な浮世》 本調子

〽粋すゐな 浮世うきよを 恋こひゆゑに合 野暮やぼに 暮くらすも 心こころから合 梅うめが香かそゆる 春風はるかぜに 二枚にまい屏風びゃうぶを 押おし隔へだて合 朧おぼろ月夜つきよの 薄明うすあかり合 忍しのび 忍しのんで 相あひ惚ぼれの 口舌くぜつの床とこの 涙雨なみだあめ合 池いけの蛙かわづも 夜よもすがら しんに鳴なくでは ヱンないかいな

「粋な浮世」を生きたいと思いながら、恋ゆえに心は乱れ、つい「野暮」な振る舞いもしてしまう。恋の洒落っ気と、隠しきれない切なさが同居する春の一場面か。
口舌の床: 男女の寝床での、甘い話や言い合いも含めた情緒的な情景。